2008年11月09日(Sun) [長年日記]
_ タルト・タタン
紅玉がけっこう安く出てたので,「アップルパイが食べたい!」とのニョーボのリクエストにお応えして作るべく,4個ほど買ってきた。
例によって,クッキングパパからレシピを探したわけだが,「たしか,タルト・タタンも載ってたよなー」と思いつつ検索し,24巻(COOK.239)の普通のアップルパイに加えて89巻(COOK.862)のタルト・タタンも見つけた。
両者のレシピを見比べてみると,市販の冷凍パイシートを使ったとしてもアップルパイの方が用意すべき材料が多く,タルト・タタンは完成までに時間がかかるものの材料はシンプルで済む。それに,アップルパイは食べたことがあってもタルト・タタンは未経験だったこともあり,一度食べてみたくて後者を作ることに決定。
グラニュー糖 50gを鍋でキャラメル色程度になるまで焦がして,火を止めてからバター 50gを投入して溶かし,できたものを直径18cmのケーキ型に入れる。
紅玉 4個を4つ割りにして皮を剥き芯をとって,ケーキ型に詰め込む。
180度のオーブンで45分焼き,やわらかくなったリンゴの上下を返しつつ隙間がなくなるよう詰め込み,更に45分焼く。
オーブンから取り出して30〜40分ほど荒熱をとった後,ケーキ型に合わせて切り抜いた市販のパイシートを被せ,200度のオーブンで15〜20分焼いて,パイ生地が狐色に焼けたら取り出す。
荒熱をとってから冷蔵庫で3〜4時間冷やし,ケーキ型から取り出せば出来上がり。
14時頃から作り始めて,冷蔵庫で冷やす前の段階まで済んだのが18時過ぎ。
冷やす時間を2時間程度で誤魔化し ^^; 中心部がまだ温かいくらいの状態でケーキ型から取り出して,夕食後のデザートにした。
砂糖を大して使ってないので甘みが適度で紅玉の酸味も生きており,パイ生地が下にしかないので食感は軽く,食後のおなかにも重さを感じさせずに収まってくれた。
初めて作ったこともあってレシピそのままの時間でリンゴを加熱したら,一部焦げてちょっと苦くなってしまったのが今回の失敗点だな。
次に作ることがあれば,リンゴの焼き加減を見ながら加熱時間を調節することにしよう。